群馬県の金属部品加工の会社では、色々な種類の金属を加工して様々な部品を製造しています。
金属部品といえば万年筆のペン先も金属を加工して作られていますね。
近年あらためて万年筆が注目を集めているようです。
万年筆とは
万年筆とは、中にあるインクカートリッジから、毛細管現象を利用して金属のペン先にインクを供給することで、字を書くことができるペンのことです。
ペン先を変えたり、ペンの角度を変えることで様々な書き味になることから、愛用している人もいます。ボールペンは使い勝手がよく、リーズナブルで安易に購入しやすいことから、ボールペンを使用している方も多いでしょう。万年筆はものにもよりますが、そこそこ良いお値段ですし、デリケートなためメンテナンスが欠かせません。では、なぜ惹かれる人が多いのでしょうか?それは次の見出しでお話しします。
万年筆の魅力
万年筆の魅力は3つあります。
1つ目は、自分好みにカスタマイズすることができるからです。手をかければ手をかけるだけ、1つのペンに愛着が湧いてきます。自分好みのペン先を見つけ、インクを見つけ、書き方を見つけ…。そうして時間をかけることで、『手放したくない世界に一つの私だけの万年筆』となるのです。
2つ目は、なんと言っても見た目がおしゃれです。蓋を閉じている姿から、蓋を外したペン先が見えた姿まで、スマートでかっこよく、持っている自分までおしゃれになった気分を味わうことができます。
3つ目は、字を書くときに強弱をつけることができるところです。ボールペンですと、均一の線で書かれた単調な文字になってしまいますが、万年筆は角度や力の込め具合で線の強さが変わります。字が綺麗に見えて、字を書くのが好きになれますよ。
万年筆で文字を書くこと
万年筆で字を書くときに欠かせないのはインクとペン先です。ペン先は使用されている金属、表現できる線の種類などたくさんの違いがあります。デザインまでこだわることで、自分らしい一本を見つけることができます。
万年筆のインクはカートリッジ式のものと、吸入式のものがあります。吸入式を使うことで様々なインクを使用することができますよ。例えば、群馬のご当地インクとしてテレビでも取り上げられた、『墨インク』。粒子が粗い炭は、万年筆を傷つける可能性がありますので、使用されてこなかったのですが、墨屋の技術により墨液と同じように書くことができるようになりました。このように、聞いてみると使ってみたくなるようなインクがまだまだたくさんあります。この機会にぜひ万年筆を使用してみてはいかがでしょうか。