農薬散布の新しい方法が登場
現代農業で欠かせない農薬散布ですが、劇薬を問題なく散布するのは体力と集中力を必要とする作業になり、農家の方の大きな負担となりがちです。
近年になってその負担を軽くする新しい散布方法が登場していますので、農業の負担を少しでも軽くしたい方は注目されるといいでしょう。
石川で農薬散布を行っている会社の例とあわせて紹介します。
ドローンによる農薬散布
近年登場したドローンはすでに社会のなかに浸透しつつあり、産業活動にも利用され始めています。
ドローンとは小型の無人飛行機のことで、ラジコンのように遠隔操作によって任意の場所を飛行できます。
その際に特定の作業も行えますので、それを利用して農薬散布が近年行われ始めているのです。
直接散布しながら歩く必要がなくなりますから、作業中に農薬を吸い込んで健康を害するリスクを下げられるほか、遠隔操作による作業のおかげで身体的な負担も軽減されます。
人力で散布するより作業のスピードが上がるため、短時間で作業を終えられる点もメリットです。
さらに、農業用ヘリによる空中散布が難しかった線路際にある農地でも、ドローンなら問題なく散布できます。
ヘリに比べて小型で騒音が少ない方法にもなりますから、これまでよりも気軽に利用できるでしょう。
石川でドローン散布をやっているのは？
石川県加賀市にある「株式会社シンエイ」が一例です。
ドローンを活用した空中測量や撮影などのサービスを提供しており、農薬散布もおこなっています。
加賀市、小松市を中心に対応していますので、エリア内に農地がある方には相談先の候補となるでしょう。
利用したいときはまず問い合わせとなり、次に現地調査、見積もりと進み、正式に契約すると日程を決めたのちに作業が実施されます。
不明な点は問い合わせの段階で確認できますので、まずは気軽に問い合わせてください。
新しい技術を活用して効率的な農業を
どうしても重労働となる農業ですが、近年の機械化により効率化できる場面も増えてきました。
ドローンを活用した農薬散布もその1つとなりますから、作業の負担が重くなってきた方は利用を検討されてはいかがでしょうか。