キャリアアップシステムとは
栃木の建設の仕事は少子高齢化で、今後も若い人が少なくなる傾向にあります。
建設業は、離職率の高い職種です。
人手不足の中で、若者が離れていけばさらに一人の従業員に負担がかかります。
若い人を育てていこうという取り組みの一つです。
2018年頃から段階的に開始されています。
情報を共有して、技術者や企業を評価していくシステムです。
情報には大きく四つあります。
技術者情報、事業者情報、入場履歴、就業履歴です。
以前は免許証で確認していましたが、オンライン上で効率化を図ります。
レベルは1から4まであり、色分けしたカード発行されます。
入札がしやすいことや、自己PRがしやすいです。
仕事を発注する側も簡単に確認できるので、信用度が高まります。
2023年から義務化されます。
栃木の建設各会社も少しずつキャリアアップの導入をしています。
キャリアアップに制度に登録するには
一人ひとり登録する際に、登録料がかかります。
登録料以外にも、ICカードの管理やICカードを読み取るリーダーが必要です。
データを閲覧できるパソコンや、ログインIDの作成、ネット環境が必要です。
PDFマニュアルをよく読んで、フォームに入力して行きます。
申請すると、審査があります。書類に不備があれば返却されます。
わからないことがあれば、お問い合わせフォーム、よくある質問、動画を参考にしてください。
電話でのお問い合わせの受付は現在行われていないので、ご注意ください。
2020年に登録料金が値上がりされました。
栃木の建設従業員を抱えている雇用事業主にとっては負担が大きくなります。
登録作業が負担な場合は、代行を依頼する方法も一つです。
代行には、雇用事業主が代行する場合と行政書士に代行する方法があります。
2022年4月から行政書士の代行が認められるようになりました。
代行依頼料は、各事業所によって異なるのでご確認ください。