最近は、様々なマッチングサービスのアプリやサイトが増えてきましたね。忙しい現代人にはとても便利なサービスです。不動産業界でもマッチングサービスを利用する人が増えてきましたが、不動産となると動く金額も大きいですし利用には慎重になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、不動産マッチングのメリット・デメリットと利用する際の注意点についてご紹介していきます。
不動産マッチングとは？
不動産マッチングとは、不動産を「売りたい、貸したい人」と「買いたい、借りたい人」を結びつけるWebサービスの事です。
今までは、売主や貸主は不動産業者に仲介を依頼して、買主や借主も不動産業者を介するのが一般的でした。
マッチングサイトでは、個人が不動産業者を通さずサイト上に直接物件を登録し、買主・借主と直接交渉や相談が出来ます。
取引が非常にスムーズなので、現在では多くの人が利用しているサービスとなっています。
不動産マッチングを利用するメリットとデメリットは？
不動産マッチングのメリットは仲介手数料が不要、もしくは安いことです。
サイトによっては、交渉成立した際に利用料が発生する場合もありますが、大半は無料のことが多いです。
直接交渉から契約まで個人間で進めることが出来ますので、不動産業者に仲介手数料は基本必要がありません。
また、業者が敬遠しがちな条件の物件、例えば山間の田舎だったり駅から遠かったりと利便性にやや難あり物件でも登録出来ます。
さらに、ニーズがマッチすればスピーディな契約から引渡しも可能ですので、まさにwinwinなサービスと言えるでしょう。
契約が成立すると、契約書などの書類作成を作成しますが、不動産マッチングの場合は書類作成も引渡しの手続きも基本個人で行ないます。
不動産マッチングのデメリットは、契約手続きや書類作成が煩雑ということかもしれません。
サイトによっては、書類作成や契約についてサポートをしてくれますので、各サイトのサービス内容を確認してから登録することをおススメします。
不動産マッチングを利用する際に気を付けたいこと
仲介業者を介さずに自由に物件を登録し、その物件をサイト上で直接交渉できる便利な不動産マッチングですが、後々後悔しないように注意することも大切です。
売主であれば、買主がどういう企業、もしくは人なのかをきちんと把握する必要がありますし、買主側は、ネットの情報だけでなく直接現地に足を運んで詳細を確認する必要もあるでしょう。
契約後のトラブルを防ぐために、専門家に相談してみるのもひとつの手ですので、個人取引にこだわり過ぎないのも大切です。
マッチングサイトの中には、契約上の心配や不安に対応したサービスを提供している会社も数多くあります。
不動産マッチングサービスはとても便利なサービスですので、色々なサイトを比較して自分にあったサービスを利用してくださいね。