デイサービスの利用を拒否された!?
親族の介護にあたる人にとって、デイサービスは便利なものです。介護にあたる人はもちろんのこと、介護を受ける人にとっても大きなメリット。友達や楽しみができるので、利用して損することはないでしょう。
しかし中には、デイサービスの利用を拒否する人がいるのも事実。本人から拒否されたら、にっちもさっちもいきません。ではどうすれば良いのでしょうか。
拒否する理由は?
そもそもなぜ、デイサービスの利用を拒否するのかについて、考えてみましょう。介護をする側にとっては便利な場所でも、介護を受ける側にとっては「未知の世界」「知らない場所」です。中には「デイサービス」という言葉を生まれて初めて耳にする人も、いらっしゃるでしょう。
得体の知れない場所に急に連れて行かれるのは、恐怖以外の何者でもありません。どんな年齢層の人でも、知らない場所に連れて行かれるのは嫌なもの。デイサービスの利用拒否は、ある意味理にかなっています。
さりげなくアピール
デイサービスの利用を促すコツは、無理に行かせようとしないことです。美辞麗句並べたところで、本人の意思は変わりません。「追い出す気か」と、変な誤解を受けることもあるでしょう。ポイントは「楽しい場所」と認識することです。例えばデイサービスのパンフレットを取り寄せ、どういう場所かを一緒に眺めるのも良いでしょう。
施設にもよりますが、島根のデイサービスの中にはパンフレットの取り寄せに対応している所がございます。「デイサービスではこういう楽しいことをする場所」が分かれば、相手も乗り気になるでしょう。
他の介護サービスの利用も検討してみよう
可能であれば、他の介護サービスの利用を検討してみるのも良いでしょう。そもそも「絶対にデイサービスを利用しなければいけない」という、決まりはありません。日中仕事などで家を空けて介護が難しい場合は、訪問介護という手もございます。
「何で首を縦に振ってくれないのか」と、イライラする気持ちも分からなくはありません。でも変に焦らず、じっくりと進めていきましょう。