子供が産まれると、ほとんどのご家庭では、子供にとって良好な成育環境のもとで子育てをしたいと思いますよね。
私もそうでした。
「東京のどこに住むのが幸せか」という本を購入したきっかけは、子供が5歳になった頃、妻と話し合った結果、住宅を購入することで結論がでたためです。
そして、どのエリアに居住すれば、子供の成育環境にとって良好なのかや、大地震が発生しても住宅が倒壊せずに済んで肉体的に被害に遭わずに済むのかなどを調べるために、この本を購入したのです。
江戸時代に武家屋敷街を形成していたエリア
東京都内で、子育て環境に適したエリアといえば、ひとつは江戸時代に武家屋敷街を形成していたエリアが挙げられます。
具体的には、高輪や東五反田などです。
これらのエリアは地盤が盤石な高台に立地するため、首都直下型地震が発生しても、建物が倒壊するリスクが低く、肉体的に被害を被る可能性が低いです。
また、現代は高級住宅街を形成しているため治安が良好であり、子供たちが伸び伸びと育ちやすい環境に恵まれています。
ちなみに港区立の白金小学校は教育水準が高い学校としても知られており、教育熱心な家庭では白金小学校への入学を望んでいます。
災害に強く、治安が良好で、教育水準が高いのであれば文句なしのエリアですよね。
文京区は文字通りの文教エリア
子育て環境第一に考えるのであれば、教育水準が高いエリアを第一に選びたいですよね。
そんなご家庭には文京区や豊島区の護国寺エリアが適しています。
とくに文京区の白山エリアは公立の小学校と中学校のレベルが平均以上に高いです。
また、近隣の護国寺エリアには進学校として有名な筑波大学附属小学校と中学校、お茶の水女子大学附属小学校と中学校などがあります。
そのため、白山エリアや護国寺エリアには有名学習塾も多く、学習環境が充実しています。
白山や近隣の護国寺エリアは住宅地が多いため静かに生活することもできますし、治安も良好です。
子供が同級生たちと仲良く競って勉学に励んでくれる環境としては、もっとも望ましいエリアといえますね。
まとめ
この本を読むと、子供の成育環境も考慮に入れながら住宅購入を検討するにあたっては、必要な情報が多いことに気づかされますね。
学区の小学校や中学校の教育水準の高さや、土地の地盤が強固か否か、そのエリアの治安が良いか悪いかなどです。
東京都内の場合は、小学校から私立に通わせる選択肢もありますが、経済的要因によってできるだけ効率に通わせたいと考える親も多いはずです。
また、東京都内は地形によって地盤が強固なエリアと軟弱なエリアに分かれます。
これらの情報を精査したうえで、一生に一度の大きな買い物である住宅購入を決断したほうが良さそうですね。