高知市では県の障がい者計画をもとに、障がい福祉に関わる支援の充実に取り組んでいます。障がい者の日常生活サポートがより重要になる中で、特に需要が高まっているのが生活介護サービスです。
今回は、高知市で生活介護を受けるために必要な手続きを解説します。
生活介護サービスの役割とは？
生活介護とは、障がい者が事業所に通いながら入浴や食事、掃除などの生活動作の介助を受けられるサービスのことです。一人ひとりに合った支援プログラムを組んでもらえるので、利用者のペースで自立に向けた活動ができます。
住みなれた自宅で生活しながら地域活動を継続できるメリットは大きいですし、毎日事業所に通うことが利用者の自主性や自信にもつながりますね。
高知市で生活介護を利用するための手続きは？
生活介護を利用するには、身体・精神・知的などの障がいを証明できるものが必要です。お持ちでない人は、まず障がい者手帳などの申請から始めてくださいね。
証明になる手帳や書類が交付されたら、「障害者相談センター」にサービス利用の相談をします。サービス利用に必要な障害支援区分の手続きなどを行い、認められれば生活介護を受けることができます。事業所にいる相談支援専門員が、利用者に沿ったサービス計画を作成してくれますよ。
高知市には地域ごとに障害者相談センターが4つ設置されています。住所地を管轄するセンターを事前に確認し、いつでも相談できるようにしておきましょう。
サービス内容は利用者の心身状態や生活に合わせて変更できる
サービス計画には見直し時期があり、その都度利用者に合った内容になっているか確認しています。常に適切なサービスが提供できるよう、利用者の状態や希望を踏まえながら柔軟に支援しているのですね。
今回紹介した生活介護は、在宅生活に直結した身近なサービスのひとつです。初めての人でも利用しやすいと思うので、気になる人は参考にしてくださいね。